外出先での災害に「0次の備え」 いつもバッグに入れておきたいもの

外出先で災害にあって、安全な場所へ避難するときや帰宅するために用意したいものをピックアップしました。

すでに持ち歩いているものもあると思いますが、「0次の備え」として必要なものをプラスしてくださいね。

目次

必要最低限の備え

小さなポーチにまとめると取り出しやすいですし、バッグを替えるときもポーチを移すだけですので忘れません。

あまり重くなっても負担になりますので、自分にとって必要最低限のものを選んで持ち歩きましょう。

ポーチ

できれば防水で、開けたときに中身が見えやすく取り出しやすいもの、中の仕分けができるものもおすすです。

モバイルバッテリー、ケーブル

外出先でスマホやタブレットなどを使う人にモバイルバッテリーは必需品ですが、普段からあまりスマホを使わない人もバッテリーを携帯することをおすすめします。

バッテリーは容量が多いほど重くなりますので、予備程度なら 5,000mAh を目安にしましょう。スマホの機種にもよりますが 1〜1.5 回程度のフル充電ができますので、それ以上必要な人はさらに容量の多いものを選ぶようにします。

使っているスマホのバッテリー容量によって何回くらい充電できるか確認できますよ。

最近は軽量化されているので、5000mAh で重さが 150g 以下のものもあります。スマホのように薄型のものやスティック型までいろいろな種類がありますのでバッグの中でかさばりません。

USBケーブル内蔵型もありますので小物を増やしたくない人や、ケーブルを忘れてしまい充電できないとことも防ぎます。

マスク、ウェットシート(除菌シート)

マスクは外出するときのマストアイテムですしホコリ除けにもなりますので予備を入れておきましょう。災害時には水が出ないこともありますので、除菌シートも持ち歩きましょう。

ばんそうこう

すり傷や切り傷の他に、災害時は長く歩くことも考えられますので靴づれができやすくなります。ドラッグストアで靴づれ専用のばんそうこうも販売されていますので持っていると安心です。

常備薬

常備薬や処方してもらっている薬がある人は、できれば1日分以上は持ち歩くようしましょう。

お薬手帳や救急用のカード、健康保険証や病院の診察券のコピーも一緒にまとめておくと良いです。写真をスマホに保存しておくのもおすすめです。

iPhoneは、ヘルスケアアプリのメディカルIDに医療情報を入力しておくと、救急用に本人以外でも情報を確認することができます。他の機種も同じようなアプリがありますので確認しておきましょう。

大判のハンカチ

大判のハンカチは、ほこり除けや袋代わりに物を包んだり怪我をしたときの処置など、1枚あるといろいろな使い方ができるので用意しましょう。

大判のハンカチに、使い方や救護の方法、応急手当の方法がプリントされたものも販売されています。

レジ袋、マイバッグ

持ち手のあるレジ袋やポリ袋があると、持ち物以外に水も入れて運べます。かさばらないので用意しておきましょう。

筆記用具 メモ帳、ペンなど

メモ帳やペンは、できれば水に濡れてもにじまないものが良いでしょう。マスキングテープにメモして貼っておくのもおすすめです。

水や個包装のあめ、チョコレートなど

小腹が空いたときに、個包装のチョコレートや小袋のお菓子など好みのものを入れておきましょう。

チョコレートはエネルギー補給にもなりますし、カカオポロフェノールが多く含まれるハイカカオチョコレートは、疲労回復を助ける働きをします。

あめは咳をやわらげたり、熱中症予防を助ける塩あめなどもあります。

ホイッスル・防犯ブザー

ホイッスルは、周りに助けを求めるときに活躍します。防災用のホイッスルが数多く販売されていますが、弱い息でも吹き続けられることや雑音に消されず遠くまで音が届くものを選びましょう。

ライト

暗い場所で使う以外に、点灯させて周りに居場所を知らせるときにも役立ちます。

足元が確認できる程度の 50〜100 ルーメン、さらに広範囲ならば 200 ルーメン以上で、オンオフのスイッチが分かりやすく操作が簡単なものがおすすめです。

キーホルダーと一緒に持てるミニサイズや、50g 以下で手のひらサイズのコンパクトなものもありますで、使い方によって選びましょう。

余裕があれば持っていたいもの

レインコート、カッパ

避難所は混雑が予想されますので、傘よりもレインコートやカッパのほうが両手が使えて安全です。

防風・防寒にもなり、100円ショップでも販売されているのでおすすめします。

シート

小型でも良いのでレジャーシートがあると、休むときや雨風よけになります。高齢者や子供は、できるだけ休ませてあげたいので休憩場所がないときに使います。

携帯トイレ

災害時は、行列ができたり水が流れなくなることもありますので用意しておくと安心です。

小銭

災害時は、携帯電話が繋がりにくくなり公衆電話を使う人で行列になることがあります。最近は、公衆電話も少なくなっているので使える機会がないかもしれませんが、100円と10円硬貨を予備に持ちましょう。

職場や車に用意したいもの

職場にいるときに災害にあった場合は、安全を確認した上でその場所で過ごしたほうが良いときもあります。

無理して自宅へ戻ろうとして帰宅困難者にならないためにも、職場や車にも防災用品を準備しておきましょう。

職場で防災用品を備蓄しているところもあると思いますが、保管する場所があれば自分でも用意することをおすすめします。

  • カロリーメイトなどの固形食やゼリー
  • レインコート、カッパ
  • 履き慣れた靴、スニーカーなど
  • ライト、LEDライト
  • 携帯トイレ
  • 軍手
  • 季節のもの (冬)ホッカイロ 手袋など (夏)保冷タオル 帽子など
  • その他

あとがき

災害への備えというと、家庭に置く防災用品をイメージしがちですが、災害はいつどこで起こるかわかりません。

外出するときに持ちたい「0次の備え」は、もしものときに備えるお守りです。

人によって必要最低限のものや持てる量も違いますので、自分だけの備えを持ち歩いてくださいね。

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